「ツール・ド・北海道」死亡事故“片側車線”めぐり参加選手が証言「直接そういったお願いはされていない」
平均時速70キロから80キロともいわれる下り坂のコースで対向車線を走るクルマと正面衝突。
ツール・ド・北海道協会 高松泰常務理事「残念ながら、結果としてこういう事故になりました。大変残念です」
今大会の参加者「去年は交通規制はきつかったと観戦者から聞いた。今回はあんまり見受けられず、規制されていることを知らない人も結構いたのでは?」
今回のコースを知る元ロードレーサーは…
元自転車プロロードレーサー 小橋勇利さん「運営のしかたを含めて防げた事故だと思う」
大雪山系の中を貫く山岳コース。
上富良野町の「道道291号 吹上上富良野線」で事故は起きました。
東京都日野市に住む中央大学4年生の五十嵐洸太(いからし・こうた)さんが、自転車でレース中、対向車線から来た乗用車と正面衝突したのです。
五十嵐さんは、頭や胸を打ち、意識がない状態で病院に運ばれましたが、9日死亡しました。
警察によりますと、五十嵐さんはコースになっていた片側1車線の道路で、前を走っていた集団を追い抜こうとして対向車線に出た際、正面から走ってきた乗用車と衝突した。
今大会の参加者
「事故にあったところは右コーナーで、コーナーの先が見えない急なところ。反対車線に車がいると、到底どうもできない場所」
「ツール・ド・北海道」は、国際自転車競技連合が公認する国内最大級の自転車ロードレース。今年は、道北や道東のあわせて532キロを、3日かけて走破する予定でした。
事故が起きた初日は、旭川市から新得町までのアップダウンが最も激しい過酷なルートです。
特に、美瑛町から十勝岳までの上りと標高1049メートルのピークから200メートルまで峠を一気に下る、山岳コースをどう攻略するか、その「駆け引き」がレースの魅力です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6201875f06d52b4ae522...
返信する