弁当の底の“スパゲッティ”はなぜ存在する?
実は多くの役割を果たす縁の下の力持ち!弁当店に聞いてみた
弁当を買うと、ハンバーグや生姜焼きなど、メインのおかずの下にひっそりと隠れている「スパゲッティ」。
誰もが一度は目にし、口にしたことがあるのではないでしょうか。どうしておかずの下にスパゲッティが
入っているのか。実は、代えのきかない重要な役割を担っていたのです。
その理由を京都で手作り弁当の販売を行う2nd Kitchenに聞くと、4つのポイントがありました。
1.ボリュームアップの立役者
下にスパゲッティを敷くことでボリューム感が増します。そして、高低差から立体的に盛り付けることができ、
華やかでおいしそうな印象に仕上がります。
2.油と水分の吸収材
揚げ物やソースたっぷりのハンバーグから染み出る余分な油や水分。
麺は油や水分をぐんぐん吸い込んでくれるため、おかずの品質を保ち、弁当全体をきれいに保つ役割を
担っています。さらには、おかずの乾燥も防いでくれるという、まさに一石二鳥の優れものなんです。
3.おかずのストッパー役
容器の内側がツルツルしている弁当箱にスパゲッティが入っていると、クッション材として機能し、
おかずの動きを抑制してくれます。持ち運び中におかずがずれたり、ソースが漏れたりするのを
防ぐ効果があるのです。
4.容器を守る盾
薄いプラスチックや発泡スチロール製の容器は、熱いおかずを入れると溶けてしまう可能性が。
そこで、スパゲッティを挟むと、おかずと容器が直接触れるのを防ぎ、熱で容器が溶けるのを防いでいるのです。
鮮度が大切なレタスなどの生野菜では対応できない、見た目以上に重要な役割をいくつもこなす
“縁の下の力持ち”だったのです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/193392...
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