「Androidだといじめられる」投稿が話題…
女子中高生が「iPhone一択」と主張する“いまどき”の理由
<中1になる妹がスマホ買ってもらえるんだけどiPhoneにこだわりすぎて困る>
5月下旬、そんなポストがXで話題になった。中でもiPhoneへのこだわりとして注目を集めたのが、
〈Androidだといじめられるから〉という理由だ。
栃木県内の高校に通う3年の女子生徒はこう言う。
「中学2年の時に初めてスマホを買ってもらいましたが、周りの友達のほとんどがiPhoneだったので、
選択肢はiPhone一択でした」今、クラス約20人のうちAndroidの使用者は2人だけだという。
iPhoneにこだわるのは、「ある機能」が不可欠だからだと話す。
「iPhoneにしかない勉強系アプリがあるとか、こだわるポイントはありますが、一番重要なのは
エアドロ(Airdropの略)です。これが使えないのはありえない」
「型落ちでもいいから、皆と同じ『iPhoneを持っている』ということが大事なんです。
友達と遊びに出かけて写真を撮ったら、その場でみんなと共有するのがルーティン。
エアドロならすぐに送れますし、そこで“映え”とかを言い合うのが楽しい。
iPhoneじゃないと話題にもついていきにくくなってしまうと思います」
なぜ中高生ではこの機能が“必須”とされているのか。その背景をITジャーナリストの篠原修司さんが解説する。
「iPhoneの所有率は男子高校生に比べ、女子高校生のほうが2割程度高い8割超とするデータもありますが、
これはやはり写真共有ができるAirdropの存在が大きい。インスタグラムなどSNS活用が当たり前の世代にあって、
むしろこの一点のみで選ばれているとも言えると思います」
日本でのこれまでのシェア率の高さからか、スマホケースなど周辺アクセサリーはiPhoneのほうが充実しています。
かわいさやかっこよさにも気を遣う中高生世代からすれば、こだわる理由は理解できます」
中高生にとってのiPhoneは機能以上の“付加価値”があるようだ。
記事全文
https://dot.asahi.com/articles/-/25762...
返信する