コメの在庫も回復へ いよいよ始まる『新米』の季節
新潟県産コシヒカリは19日頃から店頭に
2025年の新米の生産量が需要量を10万~40万t程度上回る
見通しであることが分かりました。関係者からは新米の
売れ行きに対する懸念の声などが聞かれます。
関係者によりますと、2025年産の新米生産量は需要量を
10万~40万トン程度上回る見込みで、備蓄米の放出による
供給の増加も合わせると、2026年6月末時点での民間の
コメの在庫量は、2015年以来の高い水準まで在庫が回復する
とする見方を示す予定です。
こうした状況のなか、新潟県内の米卸売業者は新米の価格を
どのように設定するのか頭を悩ませています。
「40万トンくらい供給がオーバーするとなると、値段が緩むので難しいですよ…」
「ちょっと不足だとか、ちょっと余ったりだとか、本当に簡単に乱高下するので」
コメの卸売業などを手がける新潟市西区の内野農産は取材に対し、
「今年産米が売れ残るんじゃないかと、今から不安だ。高値で仕入れたので
値下げはできない」という懸念を示しています。
一方で専門家は、この需給の見通しであっても“新米の出始めの価格”は変わらないと見ています。
【新潟大学 農学部 伊藤亮司助教】「今の価格の横滑りという状況は、基本的に
この情報を兼ねても変わらないと見ている。たかが10~40万トンと考えれば、
極端な“だぶつき”もまた想定されない」
新潟県内向けの『コシヒカリ』は12から13日に、
新潟県外向けは19日頃から、店頭に並ぶ見込みです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/216854...
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