渡辺倫果、GP初出場初優勝「あー!うれしいですー!」SP6位から大技3回転半決め大逆転
https://news.yahoo.co.jp/articles/15bf70c69488dca130d4b... 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の渡辺倫果(20)=法大=はフリー134・32点、
合計197・59点で、GPシリーズ初出場ながら初優勝を果たした。
渾身(こんしん)の演技を終えると、氷上に頭を打ち付け、起き上がると何度もガッツポーズをして喜んだ。
渡辺は冒頭の大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1・26点の出来栄えで成功させると、大きな
ミスなく演技をまとめた。表彰台が決まったことを取材ゾーンで知ると、「え?表彰台決まった?あー!
うれしいですー!」と大喜び。去り際には「まじか」とかみ締めていた。
今大会がジュニアも合わせて初のGPシリーズ。出場は急きょ1週間前に決まったが、「その中で
ちゃんと自分が今できる演技ができた。今回はホッとしています」と納得の演技だった。
想像以上の緊張も乗り越えた。フリー直前、公式練習後に外を1人で歩いていた時に「本当に
緊張で泣きそうになった」。ただ、「トレーニングの先生がメンタルの方もやられているので、そこで
いろいろ、『緊張するな』だのなんだのぼやいてきて(笑)。少しずつ落ち着いていって、リンクイン
した時には昨日と同じようにいい集中力で落ち着いていた」と切り替えた。
今後はNHK杯(11月、札幌)に出場する。「NHK杯ではトリプルアクセルをフリーで
2本入れられるように練習したい。未来の自分が今の自分を超えられるように頑張って
いきたい」と、さらなる目標を掲げた。
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