「今すぐお電話を!」テレビショッピング通販にご注意?!
「お試し」のつもりが「定期購入」、別の商品まで買わされる被害急増
https://www.j-cast.com/kaisha/2022/12/10451702.htm... 「今すぐお電話で申し込めば半額、半額です!」
「30分間、オペレータを増やしてお待ちします!」
こんなテレビショッピングのフレーズに引かれて、おトクに「お試し」のつもりで
電話注文したら、「定期購入」の商品が届くという被害が急増している。
国民生活センターが2022年11月30日、「テレビショッピングなどをみて電話で注文したら、
意図せず『定期購入』に!?」という警鐘を鳴らす報告書を発表した。
特に、高齢者の被害が多いという。国民生活センターによると、テレビショッピングや
ラジオショッピング、新聞広告などによる通販をめぐる被害相談がハイペースで増えて
いるという。2017年度には全国で1万9264件だったのが、4年後の2021年度には
5万8478件と約3倍に。2022年度は10月段階で3万8328件と、昨年を上回るペースだ。
【事例1】漢方薬を「お試し」で電話注文すると、「3か月飲まないと効果ない」
と言われ、「定期購入」にされていた
【事例2】新聞広告の「拡大鏡」を電話注文したら、「目にいいサプリ」購入を勧められ、
サンプルだけ受け取るはずが「定期購入」になっていた
国民生活センターでは、こうアドバイスする。
1)電話注文時に販売業者から、別の商品や複数月分の商品を勧められても、
興味がなければきっぱりと断る。興味を持った場合でも、すぐに注文せず、
いったん電話を切ってから慎重に検討することが大事。
「通信販売」はクーリング・オフがないので、注文後は、消費者の都合だけで
一方的にキャンセルすることができない。
2)日ごろから高齢者の家族や周りの人々の見守りが重要。同じ商品が定期的に届いたり、
未使用の商品を大量に自宅で保管したりしていないかを確認しよう。
高齢者が「定期購入」を解約できずに放置している場合は、家族などが解約を手助けする。
「定期購入」は解約を申し出ない限り、ずっと商品が届く。
3)不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ
相談しよう。消費者ホットライン「188」番に。
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