福岡県古賀市で4日に横断歩道を歩いて渡っていた女性(80)が車ではねられる事故があり、意識不明で重体だった女性
が7日、搬送先の病院で死亡した。県警粕屋署は、市内に住む91歳の男性を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行
犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて調べている。男性は事故当時、容疑を認め「昨年から運転免許の返納を検討した
が、足が不自由な85歳の妻の通院のために車が必要だった」などと供述していたという。
事故は4日午前10時20分ごろ、同市天神の国道495号交差点で起きた。男性は乗用車を運転して交差点を右折する際、横
断歩道を歩いていた同市花見南、無職、本山厚子さん(80)をはねた疑いで現行犯逮捕された。署によると、現場は信号
機のある丁字路。車はボンネットに女性を乗せたまま約14メートル進み止まったとみられる。
男性は「ドンと音がして気付いた。ブレーキをかけたつもりだった」と話しており、署は前方の確認不足が原因とみて
調べている。
署によると、男性は妻と2人暮らし。妻の通院のため週3回ほど運転していたが、ここ数年で交通違反は確認されていな
かった。当時は男性自身の通院で運転し、帰宅途中だった。
その後釈放された男性が毎日新聞の取材に応じた。男性は、事故前から3月には免許を返納するつもりだったと明かし
「対向車が来る前に渡ろうとして、横断歩道に目がいかなかった。(警察では)全面的に悪いと言ってきました」と話し
た。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c570c13c7d1089d8a36...
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