ランドセル商戦が早くも始まる 来年春の入学に向け
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230202/k1001396886... もなく春の入学シーズンを迎えますが、ランドセルメーカーの店舗では、
来年の春に小学校に入学する子ども向けのランドセル商戦が、早くも
始まっています。
メーカーによりますと「男の子は黒、女の子は赤」という固定観念に
とらわれず、多様化やジェンダーレスを意識したランドセルが注目
されているため、ディープレッドやネイビー、カーキなど、およそ
40の多彩な色をとりそろえたということです。また、最近では
教科書だけではなく、タブレット端末を持ち歩くなど、小学生の
荷物は増える傾向にあるため、軽くて大容量のランドセルが求め
られているということです。
日本鞄協会ランドセル工業会では、ランドセルを購入した人たちを
対象に毎年アンケート調査を行っています。
購入金額の平均は5万6425円で、前の年よりも1086円上昇しました。
ランドセルの色については、▽女の子の1位は「紫/薄紫色」で24.1%、
▽「桃色」が21%▽「赤色」が17%▽男の子の1位は「黒色」で58.4%
▽「紺色」が17.6%などと、黒色の人気が圧倒的ですが、年々その
割合は低くなっているということです。
日本鞄協会ランドセル工業会の林州代会長は、ランドセル商戦が年々、
早期化していることについて「少子化を背景に、子どもがいちばん気に
入ったものを買ってあげたいと、こだわりの商品を選ぶ傾向にあること
や、製造できる数が限られる中で、人気の製品が売り切れてしまうのを
不安に感じていることが背景にあるのではないか」と話しています。
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