ツーブロ、ポニテ禁止などの“非合理”
校則全廃へ 福岡市の中学
https://mainichi.jp/articles/20230201/k00/00m/040/... 福岡市教育委員会は1日、市立中69校(夜間中を除く)で、
髪形のツーブロックやポニーテールの禁止規定など合理的
説明ができない校則が2023年度にも全廃される見通しと
なったと発表した。各校は21年7月から、生徒や保護者らで
つくる校則検討委員会で見直し作業を進めていた。今後も
毎年、各校の同委員会で検討する。
全廃されるのは他に、制服の男女別規定、アンダーウエア用
Tシャツの単色指定、頭髪規定の男女別規定。男女別規定に
ついて市教委は「性別で区別する合理的理由がない」などと
判断しているという。
市立中学校校長会は21年7月に策定した見直しの指針で留意点
として、「生徒の人権の尊重」「健康上の配慮」「社会の常識や
時代の進展などを踏まえたもの」の3点を挙げた。22年4月から
見直された校則の運用が始まった。
市教委中学校教育課は「もっと子供たちが自由を求めている
と思っていたが、各学校の見直し状況を見ると子供たちの方が
堅実だ。子供の声を聞き、自分たちで作ったルールを自分たちで
守る主権者教育が大切と感じた」としている。
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