最近のニュースでは、未確認だが各地のウクライナ空軍の滑走路がラフな状態でも運用できる東側戦闘機用から、
より繊細さが要求される西側戦闘機の運用を睨んで整備され始めたという情報もある。西側戦闘機が到着する前に
受け入れ準備が進んでいると思われる。前述した新たに供与される対空ミサイルなども、拠点防衛として滑走路および
駐機している機体を守るためにもより充実させなければならないだろう。
ただし、機体が供与されてもパイロットの養成は急務となる。ウクライナ空軍のミグなどの戦闘機パイロットでも西側の
戦闘機に機種転換するのに数ヵ月かかるのは間違いない。養成のためにフランス本国に派遣されても時間はかかってしまう。
ウクライナがそれまでに耐えられるかどうかも含めて時間との戦いになるかもしれない。
ミラージュ2000のパイロット養成という難題に嶋田氏が妙案を授けてくれた。
「航空機の場合、"傭兵パイロット"はありがちな選択肢です。たとえば1998~2000年に起きたエチオピア・エリトリア紛争では、
エチオピアを支援したロシアとエリトリアを支援したウクライナとの間で、現地で航空戦が展開されました。
このときはSu(スホーイ)-27とミグ29が使われ、お互いの空軍を退役した傭兵パイロットたちが戦っています。
ミラージュ2000はさまざまな国で運用されてきた経緯があるので人材にも事欠きません。現に運用国のひとつ、
UAE空軍のパイロットの大半はパキスタン人で運営されているという情報もあります。その気になれば発展途上国も含めて
世界中から傭兵もしくは義勇兵が集められるでしょう」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c62d24a749eddaceb8ca8...
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