セブン−イレブンが高齢者らの買い物支援
葛飾・高砂店で移動販売を開始「雨の日歩くのは大変 助かる」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/23272... コンビニや小売店が多いイメージのある二十三区だが、
少子高齢化に伴い地域によっては高齢者らの買い物対策が
課題になっている。そんな中、コンビニ大手セブン−
イレブン・ジャパンの一店が今月、移動販売サービスを
葛飾区内で始めた。負担を和らげようと、店が地元町会や
区と協議して始め、好評という。
運行するのはセブン−イレブン高砂店。神社からは少し
離れている。住民の高齢化を受けて、高砂一丁目町会などと
相談し、神社では水曜と金曜の各二時間、近くの都営団地
では週三日、販売することになった。
神社からスーパーや商店が並ぶ京成線青砥駅まで徒歩十五分
ほどだ。ただ、中川に架かる青砥橋を渡る必要があり、
高齢者らには移動が負担だった。パンやおにぎりを手に会計
に並んだ近所の主婦は「橋には勾配もあり、冬や雨の日に
歩くのは大変。移動販売は助かる」と顔をほころばせた。
同社によると、同様の移動販売は四十一都道府県で行って
おり、高齢化や過疎化が進んだ地域が多い。現在、都内では
高砂店だけだが、他にも導入を予定している区があるという。
都によると、高齢者支援のため都営団地ではスーパーや
青果店、農家などによる移動販売が2017年に始まり現在、
約二十区市町で行われている。
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