ロシア在住のバレリーナが日本のメディアの姿勢に疑問
「商品をよけて撮って」テレビ局からの依頼拒否
https://news.yahoo.co.jp/articles/acdb190f7176a06d20745... https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=114... 経済制裁下にあるロシアについて街で聞くと「モノ不足」「過酷な生活」といった答えが返ってくる。ところが、そんなイメージを抱くニッポン人をあざ笑うかのようにプーチン大統領は新年のあいさつで、「西側の経済戦争の試みは失敗した」と胸を張った。
2月25日放送のテレビ愛知「激論コロシアム」で取材に協力してくれた柴山万里奈さんはロシア在住歴13年。
モスクワのバレエ団に所属し、日常生活をYouTubeで配信している。柴山さんにロシアでの生活について聞いた。
―――経済制裁の影響は?
柴山「日常生活では、ほとんど感じません」
―――お店は普通に営業している?
柴山「マクドナルドはフクスーナ・イ・トーチカ、スターバックスはスターズコーヒーに名前が変わりました。
でも商品の内容はほとんど変わりません。ケンタッキーフライドチキンやバーガーキングは今も残っています」
スターバックスは閉店後、ロシア企業が買収。名前をスターズコーヒーに変えたが、ロゴはそっくり。
メニューもよく似ていて混雑は以前と変わらない。マクドナルドも名前とロゴが変わっただけ。
人気メニューはそのままで、チーズバーガーは64ルーブル。日本円で115円(2023年2月現在)だ。
柴山さんが撮影した新年のモスクワはイルミネーションに彩られている。
赤の広場では、ロシア人がスケートやアトラクションを楽しんでいた。
確かに日本人が抱くイメージとは全く違う。柴山さんは、日本のメディアの姿勢に疑問を持っていた。
―――何があったのか?
柴山「日本のテレビ局から、スーパーマーケットで空っぽの棚を撮って欲しいといわれました。
でも空っぽの棚なんてないので「ありません」と言ったら、そういう画が欲しいので、
商品をよけてでも撮って下さいと言われたんです。私は断りました」
実際のスーパーの棚には商品がずらりと並ぶ。
経済制裁は効いているのか? 先入観にとらわれず、ロシアの現実を直視する必要がある。
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