教卓投げ、生徒に暴力「怖さで従わせた」大阪の高校教諭を減給処分

4/3(月) 7:57配信
大阪府教育委員会は3月30日、生徒に体罰を加えたとして府立高校の男性教諭（46）
を減給6カ月（10分の1）とするなど、9人を懲戒処分にし、発表した。

府教委によると、この教諭は、担任する男子生徒が授業をさぼったことなどで指導をする際、
昨年6月には机をひっくり返して怒り、今年1月には胸ぐらをつかんで持ち上げた。

2月には同じ生徒への指導中に教卓を投げ飛ばし、窓際に追い込み両肩を突き飛ばした。
生徒は窓枠に頭と体を打ちつけたが、けがはなかった。これを別の生徒が目撃し、教諭のこれまで
の行為が発覚した。教諭は「怖さで従わせることも必要と思った」と府教委に説明しているという。

このほか、停職1カ月の懲戒処分を受けた府立支援学校の男性講師（62）は、昨秋の給食で知的障害
などがある中学部男子生徒の食事介助をした際、自分が飲み残した牛乳を同じストローで飲ませ、
未開封だった生徒の牛乳を持ち帰った。同様の行為がさらに2回あったほか、昨年11月ごろには
知的障害のある別の生徒の牛乳を一時的に取り上げるなどした。「取り上げたときの反応が見たかった」
と府教委に述べたという。

府教委はまた、枚方市立中学校の女子生徒がいじめを受けて2021年に転校した問題で、
対応を部活動の顧問らに任せるなど、管理監督責任を果たさなかったとして、
男性校長（60）=3月末で定年退職=を戒告の懲戒処分にした。顧問らへの処分は今後行うという。
（宮崎亮）朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2f55fa29ede0eda61fe...

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