マスクする人やめる人 街の人に理由を聞いた
コロナ5類、初日の風景
https://mainichi.jp/articles/20230508/k00/00m/040/... 2020年以降、国民生活や社会・経済活動に多大な影響を与えてきた
新型コロナウイルス感染症。感染症法上の位置づけが
8日に「5類」に移行したことで、「平時」に向けた一歩を踏み出すこととなった。
節目となった移行初日の街の動きを追った。
福岡県は5類移行に伴い、対策本部を7日をもって廃止した。
服部誠太郎知事は8日、報道陣の取材に「ウイルスが死滅したわけではない。
他を思いやる優しい心を持ち、特に重症化リスクの高い高齢者らを
守る行動を心がけてほしい」と呼びかけた。
「マスクなし」、徐々に増加
マスクの着用は3月13日に「個人の判断」となって既に2カ月近く。
福岡市博多区のJR博多駅前で道行く人の意識の変化を探った。
8日正午過ぎ、博多駅前の交差点を行き交う100人を調べたところ、
マスクを着けていたのは76人だった。この地点では、
マスク着用のルールが緩和される直前の3月11日は着用が97人に上ったが、
緩和初日は89人、緩和後約1カ月の4月12日は82人と徐々に減少。
劇的な変化はないが、外す人はまた少し増えていた。
その他の地域では
佐賀県鹿島市の60代の女性会社員は、駅に向かう途中でマスクを着用。
普段、屋外では外しているが「皆がまだ着けているので」と場面に応じて切り替えていた。
一方、出張で福岡に来た東京都品川区の40代の男性会社員はマスクなしで
「社内で着用が自由になった4月中旬から外し始めた」。
福岡市中央区の30代の男性会社員もマスクはせず、「飲み会も自由にやっている」と話した。
福岡市西区の50代の女性会社員は、マスクを外していたが「電車や社内では基本的に着けている。
コロナがなくなったわけではないので」と気を引き締めていた。
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