5/11(木) 17:46配信
「デジタル社会を推進しよう」と、岡山県備前市でこの春新たな取り組みがスタートしました。
備前市民であれば、スマートフォンを無料で貸し出すという全国的にも珍しい政策です。
「スマホデビューしませんか?」備前市が、取り組みにあわせ作成したチラシです。
備前市では、この春「1歳以上の市民であれば、最大で3年間スマートフォンを貸し出す」政策をスタート
しました。貸し出されるのはアンドロイドの端末で、市の情報発信アプリもダウンロードされています。
端末代・通話料は無料。データ通信も5ギガまで可能だということで、
きょう(11日)も、窓口には貸し出しを希望する市民が訪れていました。
(備前市民)
「2人申し込みにきました。息子でも用事があったらメール。あんなんでもできたらいいなと思って」
「家計にも助かるなと思って、ありがたく思っております」
備前市では「市民の情報格差の解消」などを目的に、事業を始めたといいます。
(備前市事業推進課 川崎誠課長補佐)
「より利便性の高い『市役所デジタル社会』に皆さんが参加していただけるように、
これからも政策を計画していきたい」現在、申請の締め切りなどは設けていないと
いうことで、「できるだけ多くの市民にスマホに挑戦してもらいたい」ということです。
【解説】
「無料でスマホを貸し出す」という、備前市の思い切った今回の政策です。
現在、貸し出しを申請している年代別の内訳は、60代以上が261件と半数以上となっています。
年齢が高い人たちがアクセスできる環境を整えていく政策は、今後ますます重要になりそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/22c0c523adae40273c7af...
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