それなりの規模がある職場では、ときに信じられないことをする「やばい人」が出てくることがある。栃木県の30代女性
が働く職場では2年ほど前に、「お弁当のおかず窃盗事件」があったという。
「会社の社食(お弁当)のおかずが一時期少なくなっていたことがあり、防犯カメラを調べてみると受取り係の中年女性が
タッパーに入れて持ち帰っていました」
というから驚きだ。編集部は、この女性に取材。前代未聞の出来事について詳しく話を聞いた。
盗っていたのは「メインのハンバーグではなく付属のエビフライ、唐揚げなど」
その会社では、社員は昼食時に業者に注文したお弁当を食べていた。40人ほどのお弁当がまとめて会社に届けられていた
という。無くなったのは「メインにはなれないサブ的なおかず」だった。
「ハンバーグ弁当であれば、メインのハンバーグではなく付属のエビフライ、唐揚げなど。違和感がないように同じもの
を40人分盗んでました」
バレないようにすべての弁当から抜き取っていたのだからタチが悪い。これが「週2~3日、およそ3か月」続いたという。
しかしあるとき、時折おかずが減っていることを不審に思い始めた人たちがいた。
「その業者が届けてくれるお弁当の広告の写真と、同じ弁当を見比べた時に写真と違うこと、前より少なくなっていると
感じた人たちからの声で調査が始まりました」
さすがにメインではなくてもエビフライが無くなっていたら気付くだろう。決め手は、弁当の受け取り場所になっている
倉庫につけられた防犯カメラ映像だった。
「あまり人がいないので盗みやすかったと思います」と女性が語るように、中年女性は弁当を受け取ると、何食わぬ顔で
せっせとタッパーにおかずを詰めていたのだ。その中年女性は既婚者で子どももおり、夫は関連会社で勤めていたという。
タッパーで持ち帰ったおかずは夕食に出していたのだろうか。
「消しゴムや鉛筆など自宅に持って帰り子どもに使わせていました」
続く→
https://article.yahoo.co.jp/detail/ecc69c20220d3ad46b61f9f...
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