7/13(木) 15:00配信
夏場でも3人に1人がエアコンを使わない。その理由は「電気代がもったいないから」――。
空調大手ダイキンが行った調査では、電気代の値上げを背景に、節約のため消費電力の大きい
エアコンの使用をためらう消費者の姿が浮かび上がった。
調査は熱中症対策への意識、梅雨や夏場のエアコンの使用実態などを把握するため、20~60代の
男女1046人を対象に実施した。梅雨時から夏場にかけて、自分なりの熱中症対策に取り組んでいる人は
87.9%。そのうち、「エアコンを使う」を挙げた人は梅雨時が69.0%、夏場は78.9%だった。
一方、全体ではエアコンを使っていない人が梅雨時で40.4%、夏場でも31.3%いた。
その理由は「電気代がもったいない」が最多で、梅雨期が46.7%、夏場では50.4%に達した。
また、エアコン使用者でも約7割が電気代の高さに不満を持っていた。
家電製品の消費電力のうち、エアコンは最も多い約34%を占めるとされる。だからといって、使用を控えると
熱中症を引き起こすリスクが高まる。東京消防庁の調査では熱中症死亡者の9割以上がエアコン不使用だった。
同社は、エアコンを適正に使用することを呼び掛けるとともに、節電方法として2週間に1回はフィルターを掃除したり、
室外機の吸い込み口や吹き出し口を荷物やカバーで塞がないようにしたりすることを提案する。(金子智彦)
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57a362eb05b21ef96b36...
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