7/18(火) 22:33配信
小学3年の娘(9)に食事を与えず、「ケトン性低血糖症」で入院させて共済金をだまし取ったとして、大阪府警は18日、
母親で同府大東市のパート従業員の女(34)を詐欺容疑で逮捕した。娘は2018年から43回入退院し、母親は共済金
や保険金計約570万円を受け取っており、府警は金銭目的で食事を与えず入院させたとみて調べている。
ケトン性低血糖症は、長時間の絶食などが原因でケトン体と呼ばれる物質の血中濃度が上昇し、けいれんや嘔吐(おうと)を
発症し、意識障害に陥ることもある。発表では、母親は1月22~27日、食事を与えずケトン性低血糖症にさせた娘を6日間
入院させ、共済団体から入院共済金6万円を詐取した疑い。「故意に低血糖にさせていない」と容疑を否認している。
娘は入院する前の1月19~21日、国が3日間で必要とするカロリーの約13%の計700キロ・カロリーしか
摂取していなかったという。19日は給食を食べ、21日は菓子のみで、20日は何も食べていなかった。
入院先の看護師が2月5日、携帯電話のスピーカー機能を使って娘が母親と電話し、「食うなよ、寝とけ」と迫られているのを目撃。
病院が同6日、児童相談所へ通報した。児相は同9日、ネグレクト(育児放棄)の疑いで保護し、府警に通報した。娘の体調は回復しているという。
府警は母親が2月1~5日、低血糖症で入院中の娘に携帯電話のメッセージで「しんどくてたべれないってちゃんといいや」「たいほされるで」などと食事を
取らないよう求めたとして、3月末に強要容疑などで逮捕。その後、母親は娘に下剤を飲ませて下痢にさせたなどとする傷害容疑で2回再逮捕され、起訴されていた。
府警は、母親が受け取った共済金を外食費やエステ代に充てていたとみている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d7cfaf4ef913179147f...
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