9/5(火) 19:45配信
「人件費の節減につながる」という理由から、セルフレジを導入するスーパーやコンビニ、100円ショップが増えている。
スーパー大手のイトーヨーカ堂も「現状はまだテスト段階ですが、お客様のお声をお聞きしながら改良を重ね、
設置を進めております。現在は全国で20店舗ほど設置させていただいております」と広報担当。
「すぐに順番が回ってくる」「一回の詰め替えですむセルフレジは便利」など、客にもおおむね好評だが、
「あれだけは、なんとかならないかと思います。『声が出る』とわかっていても慣れません」と30代の主婦
が指摘するのは、セルフレジの「音声ガイド」だ。
この主婦が利用するスーパーのセルフレジでは、パネルの「精算スタート」のボタンを押すと「録画を始めます」という
機械的な音声が流れてくる。上にはドーム型のカメラが設置されていて、その横にはモニターが。モニター画面には、カ
メラを見る自分の顔が映っていた。かなり鮮明な映像だ。
「カメラにジッと見られていると『お前を監視しているぞ』みたいな感じがしてくるんです。なんだか居心地が悪くて、
ピッピ(精算)している間も、ずっと緊張しています。万引きなんてしませんけど、私が要注意の怪しい人物みたいな気がしてきちゃって」
(前出の主婦)
X(旧Twitter)にも《セルフレジについてる監視カメラもすごいストレス》《カメラの位置によってはクレジットカードの版面が近距離で写り込んでいそう》
《万引き防止という名目でセルフレジにカメラを設置、これからの監視社会に慣れさせるためかと勘ぐってしまう》と、不満のつぶやきもあったが
《スーパーのセルフレジにカメラとモニタがついてた。多少不快感はあるけど、そうせざるを得ないなんだろうな》と、理解する声もあった。
「実際、万引きは売り場で買い物バッグなどに商品を入れる手口が多いですから、セルフレジでバーコードを読ませず、バッグに入れることは少ないとされています。
『読み込ませたつもりだったけど』と、誤ってバッグに入れてしまうお客さんはいますが、そのときは重量異常で検知されます」(スーパー従業員)
カメラは見ている。セルフレジだからといって、スキャンしなくてもバレない、などと思わないように!
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e683e0118630a80880f7...
返信する