“最強”のパスポートを持ち、世界各地で歓迎された“リッチな日本人”というイメージは、遠い昔の話になってしまったよ
うだ――。
9月12日に放送された『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)の内容が話題を呼んでいる。同番組では、大阪市に住
むインフルエンサーの女性を取材。女性は3泊5日で、ハワイ旅行を楽しむ予定だったものの、ハワイの入国審査で問題に
ぶち当たった。
「一人で旅行に訪れたその女性は、入国目的を『観光です』と答えたものの、指紋、唾液、写真を撮られたあげく、売春目
的だと疑われ、結局入国できなかったそうです。かわいそうな話ですが、『インフルエンサーという曖昧な仕事を疑われる
のは仕方がない』という声もネット上であがっています」(芸能記者)
特に米国では、年々入国審査が厳しくなっている。今回のケースでいえば「入国拒否は当然です」と語るのは、風俗業界
関係者だ。
「実際に、数えきれないほどの日本人女性が米国で風俗の出稼ぎをしていますからね。数日から数カ月の間、海外の風俗店
に在籍し、あらかじめ定められた出勤日数や勤務時間をクリアすると、お客ごとに得られる取り分とは別に、“保証”と呼ば
れるまとまったお金を得られるというシステムです。このビジネスは、現地マフィアの資金源となっています」(風俗業界
関係者)
こうした“出稼ぎ風俗”を問題視した米当局が、厳しく取り締まるようになったのだ。
「米国の中でも、ハワイは家族向けの観光地です。これまで、若い女性が入国審査で風俗嬢だと疑われることはあまりなか
ったのですが、今回拒否されたということは、ハワイにも“裏風俗”が生まれたということでしょう。
特に、民泊を利用していたり、渡航目的や入国後のスケジュールをはっきり言えない若い日本人女性は『売春目的でしょ
?』と疑われるのは当たり前の状態です。入国拒否も当然ですね」(同前)
実際、本誌は2022年7月に“風俗目的”で入国しようとした女性を取材している。
「あんな怖い思いをしたのは初めてです。もう二度と米国には行きたくありません。もっとも、行きたくても行けませんが
……」
と語るのは、都内に住むエステティシャンのA子さんだ。褐色の肌に彫りの深い美しい顔立ちは、スペイン系フィリピン
人の母と日本人の父から受け継いだものだ。A子さんは、コロナ禍の影響で、これまで勤めていたエステ店が休業、やむな
く風俗店で働きだした。
「ある日、風俗店を紹介してくれたスカウトから『いい稼ぎ場所があるよ』と誘われたんです。それが、米国への出稼ぎ風
俗でした」(A子さん)
A子さんが誘われた場所は、ニューヨークのすぐ隣、東海岸に位置するニュージャジー州のアト………続く
https://news.yahoo.co.jp/articles/b111ec1c1d9efde73fd05...
返信する