9/13(水) 16:50配信
若い外国人女性を名乗る犯人の交流サイト(SNS)を使った投資詐欺を未然に防いだとして、兵庫県警丹波署は13日、
同県丹波市氷上町市辺の「セブンイレブン丹波市辺南店」の店長、大西元(つかさ)さん(32)に署長感謝状を贈った。
同市内の80代男性が来店し、高額の電子マネーを購入しようとしたのを不審に思い、冷静に対応した。
8月22日昼ごろ、大西さんは高齢と思わしい男性から「15万円分のアップルカードが欲しい」と電話を受けた。
詐欺を疑い、他の店員と情報を共有した。男性は約1時間半後に来店。詐欺被害の啓発用紙を見せたが、
「違うから買わせてくれ」と引かなかったので、犯人側と連絡を取ってもらうよう促して時間を稼ぎ、その間に110番通報した。
同署によると、男性はおよそ2カ月前から、パソコンを操作してインスタグラムで若い外国人女性を名乗る犯人
とダイレクトメッセージ(DM)のやり取りを続けていた。犯人から「口座を開設したら1100万ドルが振り込まれる。
初期費用としてアップルカード15万円分を入金して」と求められたという。
同署の長尾恭志署長は「最後の砦として気付いてくださり、ありがとうございます」と謝辞を述べた。
大西さんは過去にも数回、電子マネーが絡む特殊詐欺を防いだという。「これからもあると思う。
他店舗の従業員にも事例を伝え、詐欺を防げる地域をつくっていきたい」と誓った。
丹波新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f666aa057316b3b25653...
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