1/9(火) 13:01配信
氷見市の『民宿あおまさ』にお米60キロとガーベラの花束。能登半島地震の被災地に花を贈る地元フラワーショップの活動が
SNSで注目されている。被災地に届けられている花はガーベラ。花言葉は「希望」だ。石川県各地では最大震度7を観測した
地震により甚大な被害を出しており、その全容がいまだに分からない状態が続いている。北陸地方を中心に実店舗を運営している
「花まつ」の松村吉章社長に被災地に花を届ける理由を聞いた。
「まず1月3日に避難所としておにぎりの炊き出しと温泉を無料解放していらっしゃる氷見市の『民宿あおまさ』さんにお米60キロと
お花をお届けしました。ガーベラの花言葉は希望。女将の青木栄美子さんの笑顔に応援に参った私がむしろ勇気づけられました」
4日にこうXにポストした松村社長は「厳しい時ですが、お花は笑顔を生んでくれます。まさに今、被災された方々に必要とされている
メッセージとして“希望”をお届けしたくガーベラを選びました。お花を見て少しでも心が癒やされ笑顔になってほしいと願います」と語る。
実は、「花まつ」を展開するジャパン・フラワー・コーポレーション社は2020年から「スマイルフラワープロジェクト」を立ち上げ社会課題と
なっていた「フラワーロス」(花き類の破棄)の解決に挑んでいる。同社は生産者を支援するため、規格外の花を生産者から買い取り、消費者に
直接販売する取り組みを続けている。今回届けたガーベラも規格外のものといい、「民宿あおまさ」の他にも氷見ふれあいスポーツセンターに、
8日には小松市粟津町内の旅館に花を届けた。同旅館は二次避難所に指定されており被災者が次々と到着している。
「今 お花をお持ちすることはかえってご迷惑にならないか、衣食住と安全の確保が最優先の中、疲れきった方、大切な方を亡くされた方、大変なショック
を受けていらっしゃる方、甚大な被害を前にして被災された方々に対して私たちは何ができるのだろう、どんなお声掛けも不適切かもしれない、どんな支援が
望まれているのだろうか、ということをずっと葛藤しながら考え続けています。しかし、やっと避難した先でほっと一息ついた時にそこに1輪の花があったら、
そっと無言で寄り添い慰めたり明るく勇気づけたりする力を持つのではないか。お花は不要不急、お腹は満たしません。でも心を満たしてくれるかもしれません。
被災された方の心が花によって少しでも平和で温かいものとなりますようにと祈りながらお花をお届けしたいと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/281266a78c251f185c7b3... https://news.yahoo.co.jp/articles/281266a78c251f185c7b3...
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