夫婦別姓求め提訴へ 事実婚の男女ら12人
「民法・戸籍法規定は違憲」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024022200005&g=s... 夫婦別姓を認めない民法や戸籍法の規定は違憲だとして、
事実婚の男女ら12人が姓を維持したまま結婚できること
の確認や損害賠償などを国に求める訴訟を3月8日にも
東京、札幌両地裁に起こすことが21日、原告側弁護団
への取材で分かった。
夫婦同姓規定を巡っては、これまで同じ弁護団による
訴訟が2回起こされ、いずれも最高裁で「合憲」との判断
が示された。原告は、60代夫婦と北海道、東京都、長野県
に住む30-60代の5組の男女で、5組は夫婦別姓が認められ
ないことを理由に法律上の結婚はしていない。
原告側は、民法や戸籍法は結婚した夫婦がそれぞれの姓を
名乗ることを認めておらず、結婚における自由な意思決定
などを保障した憲法に反すると主張している。
さらに、結婚後も働き続ける女性が増え、旧姓で築いた
キャリアの重要性が増していると指摘。世論調査で選択的
夫婦別姓に賛同する意見が多数を占めるなど社会的状況が
変化し、夫婦別姓を認めないことの合理性は失われている
と訴える方針だ。
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