シネコン「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社は16日、
映画館の利用者に従業員が不適切な対応をしたとして公式サイトで謝罪した。
多くのテレビ番組に出演し、YouTube、講演活動など幅広く活動している車いすインフルエンサー・中嶋涼子さんが15日、
自身のX(旧ツイッター)に、イオンシネマで映画を観賞した際の出来事を投稿。
これまでは「一人で見に行って映画館の人が手伝ってくれてた」が、この日は観賞後に従業員から
「この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、
今後はこの劇場以外で見てもらえるとお互いいい気分でいられると思うのですがいいでしょうか」と言われたという。
中嶋さんは「なんでいきなりダメになるんだろう!悲しさを通り越して今は行き場のない怒りに変わってきた。
その時に言い返せなかった自分にも腹が立つ。イオンシネマの社長と話し合いたい」と問題提起。
その後の投稿で、映画を観賞したのは「イオンシネマシアタス調布」であると明かし、
「過去3回グランシアターで見た時には、女性のスタッフさんが二人で階段を持ち上げてくれて」と過去に撮影した画像も投稿。
「急に4人がかりのスタッフで上映後に入場拒否をされた事が理不尽でした」とつづっていた。
これを受けてイオンエンターテイメントは「弊社従業員による不適切な対応に関するお詫び」と題した文書を発表。
「この度は弊社従業員によるお客さまへの不適切な対応につきまして、お客さまおよび関係者の皆さまにご不快の念をおかけしましたこと、
心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/03/16/...
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