どうしたらいい?ギャンブル依存症


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001 2024/03/26(火) 21:34:12 ID:Nh6lVWrKjI
薬はない、「やめろ」と言っても意味はない、
借金肩代わりはNG
どうしたらいい?ギャンブル依存症
https://mainichi.jp/premier/health/articles/202403...

国立病院機構久里浜医療センター:松下幸生院長

◆ギャンブル好きな人とギャンブル依存症の差は何なのでしょうか。
実生活に影響が出るかどうかが、大きな違いです。
社会生活や家庭生活に影響が出ることがなければ、ただのギャンブル好きで、依存症ではありません。
顕著なのは借金ですね。依存症の方は、自分が払える以上のお金をギャンブルに使ってしまいます。

病気としての診断基準は九つあります。
・だんだん賭けるお金が増えていく
・やめよう、減らそうとしてもできない
・ギャンブルをしないでいると落ち着かない、イライラする
・ギャンブルのことを考えている時間が長い
・ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り返そうとする(負けの深追い)
・気持ちが沈んだときに気分転換のためにギャンブルをする
・ギャンブルをしていることを隠す、そのためにウソをつく
・社会生活や家庭生活に悪影響が出ている
・ギャンブルのために借金をする
このうち四つ以上あてはまれば、ギャンブル障害・
ギャンブル依存症と診断できることになっています。

◆まわりが借金を肩代わりするのはいけないのでしょうか。
はい。肩代わりしないのが原則です。借金を肩代わりするということは、
本人がギャンブルをしやすくすることにつながります。

ギャンブル依存症には薬がありません。
具体的には、ギャンブル依存の人の考え方を修正していく「認知療法」、
生活や行動を変えることでギャンブルから離れる「行動療法」を行います。
認知療法ですが、ギャンブル依存の人はギャンブルに対して、偏りのある独特の考えを持っています。
例えば、負けが続くと勝ちが近いと感じる▽ギャンブルで負けたのに、資金を得るために借金して、
勝って返せばいいと考える▽勝った時のことはよく覚えているけれど、負けた時のことは覚えていない
――などです。こうした考え方について「冷静に考えると、常識と外れたような考え方ではないか」と、
最終的にはご自身で考え、気付いていただきます。「行動療法」というのは、例えば、パチンコ依存の人で
あったら、パチンコ屋さんのそばを通らないようにする、というのがわかりやすいかと思います。
また、ギャンブルをやめるだけでなく、ギャンブルの代わりになる行動を見つける「代替行動」も、
おすすめしています。例えば、体を動かすという方もいらっしゃいますし、お料理がギャンブルの
代わりになったという男性もいらっしゃいます。

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002 2024/03/26(火) 21:50:04 ID:ltGsSWGh7o
[YouTubeで再生]
アルコールや薬物を摂取したり、ギャンブルやゲームをすると脳の報酬系という回路が刺激されます。

「報酬」と聞くと、「アルコールや薬物は報酬だから?」と早とちりしてしまいがちですが、実は報酬系は美味しい食事や、性行為など我々の誰もが普段から行っていることでも刺激されます。我々人類が存続するためには、食事や性行為を反復する必要があります。報酬系はこのような行動をクセにさせる機能を持っているのです。

しかし、アルコールや薬物、ギャンブルやゲームも脳の同じ部位を強力に刺激するため、脳はこれらの行為を素早く学習してしまい、本人の意志とは関係なく反復するクセがついてしまうのです。
https://www.ncasa-japan.jp/e-learning/basic/02-3.htm...

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