ワイヤレスイヤホンを片方だけ落とし、数学を使って場所を特定した18歳の現役東大生のエピソードが、SNS上で注目を集めている。
Bluetooth機能を活用しながら、「三角形の外心の性質」という高校数学で習う知識を基に、10分ほどで場所を導き出したとという。
「脳汁が止まらなかった」という方法とは。
イヤホンは4月末、東大の駒場キャンパスで落としたという。紛失に気付いたのは約30分後。
「諦めかけていたんですが、落ち着いてBluetoothをONにして、来た道を辿っていったら繋がったんです。
Bluetoothの電波が等距離に円上に出ているからその円周上の点に来たんだと、脳内で変換されました」と東大生は説明する。
そこで、「三角形の外心の性質」が頭に浮かんだ。三角形の3辺の垂直二等分線が1点で交わり、
その点は3つの頂点から等距離にある―という考え方だ=図参照。周辺を散策し、接続がちょうど切れた点を3点探し、
3点を結ぶ三角形の外心あたりへ。すぐにワイヤレスイヤホンを発見したという。
「ワイヤレスイヤホンを目を凝らして探すより、大体の目星をつけた方が早いと思ってやりました。」とけろりと話す東大生。
普段から数学を気づかないうちに考えているといい、今回のように数学が日常生活に活かされた例はキリがないという。
「ちょっとした計算にも、いろんな公式やテクニックを応用できるので数学を活かせる場面はたくさんあります。
大事なのは、気付けるかどうかで、それを身につけるために数学を学ぶんだと思います」
https://news.livedoor.com/article/detail/26316594...
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