夜の居場所“ヨルキチ”を取材
行くあてない、家族感なかった…
事情抱える若者に変化も 代表が語る課題
https://news.ntv.co.jp/category/society/ef64e0f46a904... 都内に、夜に特化した若者支援の場があります。
月に2回開放されている「ヨルキチ」。さまざまな事情を抱える若者の居場所として
利用者は増え、前を向けるようになった利用者もいます。
「こんばんは~」。夜9時すぎ、東京・豊島区の建物に、若者たちが続々と集まります。
若者支援をするNPO法人サンカクシャが運営する「ヨルキチ」です。
第2・第4金曜日の夜9時~朝5時まで開放されている、“夜の居場所”です。
サンカクシャの荒井佑介代表
「年齢でいうと、だいたい18歳から25歳くらいまでの子たちです」
利用者の若者(27)は「過去に受けた虐待とか、家族と仲が悪くて実家を出て…。
誰かと飯を食いたいと思ってネットで『若者 居場所』って検索したら、
ここが出てきた」と言います。
「家に帰れない」「居場所がない」などと事情を抱える若者たち。
ヨルキチは無料で利用でき、過ごし方は自由です。ゲームをしたり、
おなかがすいたらご飯を作ってみんなで食べたり。
サンカクシャ代表の荒井さん
「やっぱ夜不安定だなって思います、みんな。夜さみしいとか、あとちょっと死にたいとか、
そういう気持ち抱えてる子も多いので。こうやって誰かと夜の時間帯過ごすとか、
行ける場所があるのは思いのほか大事なのかなと思いましたね」
夜中に開いている居場所の支援は全国的にも珍しく、利用する若者は増え続けていると話します。
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