50~60代に人気のYouTubeチャンネルはこれだ
世代別の人気YouTubeチャンネルをランキング
https://toyokeizai.net/articles/-/75970... メディアの利用ログを取得している「インテージシングルソースパネルi-SSP」
のデータを、高年齢層を中心に分析し、その層におけるデジタルメディアの
利用実態を探ってみました。
高年齢層(50~69歳)がスマートフォンでどのようなアプリを使っているのかを集計
トップには検索ブラウザのGoogle Chrome、次点でコミュニケーションツールの
LINE、3位には動画サービスYouTubeが入っています。
他年代で同様に利用時間のランキングを出すと上位のコンテンツは上記とほぼ同じとなり、
検索ブラウザ・動画サービス・コミュニケーションツール・SNSといったカテゴリーが
上位に入ってきます。年齢が異なったとしてもスマートフォンで使われているアプリには
大きな差がないことがわかりました。
視聴時間3位のYouTubeで、高年齢層はどのようなチャンネルを視聴しているのでしょうか?
i-SSPで確認できるiOSユーザーのモニターによる視聴が多かったYouTubeチャンネルを
年代別に集計。50~60代の高年齢層は上位ランキングのほぼすべてがニュース系
チャンネルとなっており、また、料理・レシピ系チャンネルや動物にまつわるコンテンツの
接触が目立ちます。
テレビの接触率でも、高年齢層は情報ワイドショーやニュース番組に多く接触していますが、
スマートフォンを用いてYouTubeでもニュース系のコンテンツを視聴していることから、
高年齢層のメディア利用の大きな目的は「ニュース」を視聴することにあるのかもしれません。
その点では、速報性の高いスマートフォンデバイスやデジタルメディアと、高年齢層の
ニーズは合致しているといえます。YouTubeに対する態度や行動についての質問では、
高年齢層で「ためになる」や「ここでしか得られない情報がある」といった回答が
目立っていました。10~40代では、「楽しい気持ちになる」や「身近に感じる」
といった回答が多く、接触コンテンツによる影響の違いが見られます。
もともと、高年齢層はラジオや新聞といった報道要素が濃い媒体と馴染みがあるためか、
デジタルメディアにおいても、ニュースコンテンツや即時性があるものが受け入れられ
ているようです。
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