https://news.yahoo.co.jp/articles/3a60bf1b6beeb30520187... 日本ならではの文化や物事を紹介しているX(旧Twitter)のハッシュタグ「#クールジャパンだと思
うものを貼る」。そこで“水遁の術”のごとく、竹筒をシュノーケルのようにして、澄んだ川の中にたた
ずむ忍者の様子が話題を集めた。「俺の少年心で言えば120%超えの完璧な術です」「野生の忍者」な
どのコメントが寄せられた。投稿主である「習志野青龍窟 忍道家」こと五十嵐剛(@3618Tekubi)
さんに話を聞いた。
■話題のハッシュタグをひと捻りしてユーモアをプラス
――「#クールジャパンだと思うものを貼る」のハッシュタグは、五十嵐さん以外にもたくさんの方が投
稿され盛り上がっています。こちらの投稿をしようと思ったきっかけは?
「タイムラインでたまたま目についたタグだったのですが、“クールジャパン”というワードをちょっ
と一捻りしたポストをしようと思いました。クールを『カッコいい』という意味でなく、『涼しい』と
いう意味で捉え、いかにも日本らしいものを“忍者”にしてみました。以前、川で稽古した時のお気に
入りの写真が、そのイメージにちょうど良かったので」
――165万件の表示、6万件のいいねと大きな反響がありましたね、感想を聞かせてください。
「たくさんの方に反響をもらえて素直に嬉しいです。忍者の人気を感じるとともに、このご期待に応える
だけのことを、今後もせねばならないのだなという責任も感じました」
――「イメージしてる水遁の術はまさにこれ」「忍んでない」など様々なコメントもついていましたが、
印象的だったものはありましたか?
「『忍んでない』と言わてしまうと確かにその通りではあるですが…、本当に忍んでいる写真はただの風
景なのであんまり意味がありません。なので百も承知で丸見えの投稿しています(笑)。また、実はこ
の写真のやり方はマンガなどに登場する俗説なので、伝統的な本当の方法は別にあります。この投稿の
リプ欄でも補足解説しているのですが、大半の人はそこまでは見ないですね。『全然忍んでない』とい
うリプライに、この解説したポストを引用して返信をしたら『忍んでいる!』と見直してくれた方がい
たのは面白かったです」
――五十嵐さんは普段どのような活動をされていますか?
「『忍道』という伝統的な忍術を学ぶカリキュラムの指導をして、都内で教室を開いています。個人
指導や講演依頼なども受け付けています。また、最近ですと映画(仮面ライダー・スーパー戦隊・ウル
トラマンなどの特撮シリーズを手がけてきた坂本浩一が監督・脚本を担うアクション映画『英雄傳』)
の出演が決まり、その撮影に向けた練習に取り組んでいます」
続く
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