■ジェット戦闘機の前に現れた“零戦”
記者が聞いた体験談のなかで特に異色だったのが、現代に現れた“零戦”の話です。話してくれたのは
航空自衛隊でF-4戦闘機のパイロットだったCさん。
元F-4戦闘機パイロットCさん
「あれは1990年ごろだったと思います。硫黄島(東京都)の周囲は海が広がり戦闘機の訓練に適しています。
目撃したのは硫黄島から離陸して訓練空域に入り、
対抗する戦闘機と訓練を始めようとしている時でした」
空中戦に入ろうとしたまさにその時、下の方を何かが、後ろから前に抜けていくのが目に入りました。
元F-4戦闘機パイロット Cさん
「こっちは時速700~800キロくらいで飛んでいるんですが、追い抜いていったので、“うん?なんだ?”と。
訓練中止を宣言して確認のため加速して追いかけたんです」
近づくと航空自衛隊の戦闘機とは形が異なることに気がつきました。
元F-4戦闘機パイロット Cさん
「F-4やF-15とは明らかに形が違うんです。レシプロ機で色はグリーン、翼に日の丸が描かれていて
私は詳しくないんだけれど零戦だと思いました」
零戦は旧日本海軍が主に太平洋戦争で運用した戦闘機。日本国内に飛行可能な状態の機体はないはずです。
Cさんが確認のため真横にならぶとー。
元F-4戦闘機パイロット Cさん
「飛行帽をかぶり航空眼鏡をした人物がこちらを見たんです。(搭乗員が)見えたんです。
その後、向こうはスーッと加速して上昇し視界から消えました。
普通だったら追いかけるんですけどしませんでした。今考えるとなぜ追いかけなかったのか不思議です。
それで訓練しなきゃと。なんのちゅうちょもなく訓練を再開した記憶があります」
https://news.yahoo.co.jp/articles/edc16792d4f6a4dfd600f...
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