衆院選の“おまけ”にもならない? “形骸化”の指摘も
「最高裁判所裁判官の国民審査」はいるかいらないか
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mro/149871... 金沢大学人間社会研究域法学系・山崎友也教授「有権者にとって、
最高裁の裁判官が何をやっているのかということがあまり伝わって
いないということだと思う。そのあたりの情報提供をもうちょっと
マスメディアとか選挙管理委員会を含めてもっとしっかりやっていく
ことで、有権者の関心を高めていく。そういうことがまず先行すべき
なんじゃないかと思う」
有権者「あれ、わからないから書かない。だって全然わからない。
身近に裁判って私たち一般の者にはないから。裁判官の経歴しか
わからないでしょ、東大出とか金沢大出とか。だからあの〇も×もしない」
「知らない人に×つけるのもあるし…というので、特に何も記入する
ことはないという感じ」
山崎友也教授「結局衆院選のときに着任間もない裁判官が審査を受ける
ということになっている。そういう場合には裁判官の前歴を見て、
どういう物の見方をしているのかということを有権者が調べていかない
といけないということになるが、やっぱり最高裁の裁判官に選ばれた以上、
既存の判例に対してどういう考え方を持っているのかとか、そのあたりを
ちゃんと各裁判官がコメントを出して、それを有権者が判断するという
やり方にしないと本来はまずい。選挙公報ではもう完全に不十分だと思う」
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