小学6年生が横断歩道の"車の停止率"を調査 「いかつい兄ちゃんは止まってくれる」


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001 2024/10/27(日) 21:40:52 ID:6M4jyKoZSA
「いかつい兄ちゃんは止まってくれる。止まってくれないのは…」
小学6年生が横断歩道の“車の停止率”を調査
“止まる車”と“止まらない車”の意外な傾向とは…?

夕方5時を過ぎ、車がライトを付け始めたころ、岐阜県北方町にある
信号機のない横断歩道を渡ろうとする男の子の姿がありました。

「全然止まってくれへん」と怒りをあらわにするのは、小学6年生の堀煌太くん。
堀くんは、横断歩道を渡ろうとしているのに止まらない車がどれほど多いのか、
夏休みの自由研究として調べてみることにしたのです。

今年7月、朝7時半から夜7時まで30分おきに12日間調査したところ、
最も止まらない車が多かった時間帯は、午前8時から8時半までの30分間で、
この時間帯に通り過ぎた車の数は平均5.2台という結果に。
通勤時間帯で交通量が多いときほど、車が止まってくれないことがわかりました。

止まってくれる車と運転手の特徴は…?
堀くん「やさしい顔のおじいちゃんは止まってくれて、トラックは止まってくれて、
いかつい兄ちゃんは見た目のわりに止まってくれて」
一方で、止まってくれない車には意外な傾向が…。
堀くん「スポーツカーのような背が低い車が止まってくれなくて、おばあちゃんが
止まってくれません。おばあちゃんは優しそうに見えるけど優しくないです」

お母さんから「一旦停止しなかったら反則金9000円とられる」と教えてもらった堀くんは、
調査した車の反則金の合計も計算してみることに。
「(調査中)638台止まらなくて、×9000円で574万2000円」

自由研究として提出しただけでなく、警察にも報告したのです。
岐阜・北方警察署 交通課長 村瀬義樹警部「やはり私たち大人の観点とは違う見方を
していて、こういう車が止まりにくい、こういう運転手は違反するんじゃないか、
総合的な取り組みの参考となりました」
堀くんの分析を元に、北方警察署の西田美乃里署長が町民に交通安全を呼びかけるための
チラシを製作。時間帯別に色分けしたグラフの他、止まってくれやすい運転手と止まり
にくい運転手の特徴も記載してあります。
チラシを見た堀くんは…。
「すげ~! ここに書いてあるものが全部とはいかないですけど、いろいろまとめられて
いて分かりやすい。これで完全に止まるとは思っていないけれど、こういうのを見て
少しでも止まる人が増えたらなと思います」

生活の中で不便だと感じていることを、そのままにしないできちんと調査した堀くん。
その行動力には大人がハッとさせられます。堀くんの努力を無駄にしないためにも、
ハンドルを握るドライバーは「歩行者がいたら止まる」を徹底しましょう。
https://news.ntv.co.jp/n/ctv/category/society/ct08788...

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