2024年版「最もよく使われるパスワード」が公開
日本企業からは「ニャンまげ」が謎のランクイン
VPNサービス・NordVPNによって開発されたパスワードマネージャーの
NordPassの公式サイトが、毎年公開している「世界で最もよく使われる
パスワード」の2024年版を発表しました。
発表された1~200位のうち10位までを表にまとめたのが以下。
2年連続で「123456」が首位の座に輝いたほか、
「password」や「qwerty123」などの常連もランク入りしています。
「123456」はこれまでの6回の調査のうち5回で1位となっており、2022年に
「password」にその座を奪われたのを除いて最も人気のパスワードとなっています。
その他の特筆すべきパスワードとしては、20位に「dragon」21位に「monkey」
など簡単な単語が見られるほか、69位に「pokemon」137位に「naruto」が入るなど、
好きな単語をパスワードにしていそうなケースも見られました。
また、「michael」や「daniel」などの個人名も散見されます。
NordPassは国別のランキングも作成しています。以下(スレ画)は、日本の
上位10個のパスワードです。残念ながら全体的な傾向は世界と変わりありません。
また、個人のパスワードだけでなく企業のパスワードも公開されています。
企業のセキュリティは、侵害されると一個人のプライバシーよりも重大な
結果を招くことがありますが、よく使われるパスワードの傾向は個人と
大して変わりませんでした。NordPassは「結局のところ人は人であり、
どこにいても何をしていても、パスワードの悪い習慣は共通しているのです」
とコメントしています。日本企業の場合、6位に「nyanmag」」という文字列が
ランクインしているのが印象的でした。
NordPassはこれまでの調査結果を総括して「6年分のデータを分析した結果から、
人々のパスワード習慣に大きな改善は見られなかったと言えそうです。
多くの組織が意識を変えようと努めてきたにもかかわらず、
この問題は依然として広くはびこっています」と述べました。
https://gigazine.net/news/20241114-most-common-pass...
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