“リフォーム詐欺”相談増加
突然の訪問で住民“危機一髪”どう防ぐ?
必要がない工事契約を結び、80代の男性からリフォーム代をだまし取ったとして
男が逮捕されました。身を守るため何に気を付ければいいのでしょうか。
逮捕された田實満成容疑者(25)ら2人は80代の男性の家を訪れた際、
「屋根裏の点検をしたい。天井に水がたまって数カ所腐っている。家が住めなくなる」と不安を
あおるような嘘で、その場で工事の契約を結ばせ、210万円を男性からだまし取ったといいます。
警察庁によりますと、悪質な訪問販売など特定商取引に関する相談件数は、
去年は約1万7000件。前年に比べて1.5倍に増加。
工務店:山本満春社長「『家の屋根がおかしいから、ちょっと見させてくれ』と屋根に上る。
『応急処置をした』とこういう写真を見せる。その後に高額の見積書を持っていく」
瓦をわざとずらして修理を促したとみられるケースや屋根から釘が外れているとして修理を
促したとみられるケースなどが目立つといいます。
“悪質リフォーム事件”の摘発件数は過去最多で、なかでも
「匿名・流動型犯罪グループ」の関与が目立つといいます。
国民生活センター 相談情報部 藤田樹さん
「普段、気にしない設備(分電盤・給湯器など)の点検を持ち掛け、交換を勧誘するような手口がみられる。
複数の会社から見積をとって比較検討していただければと。その場では断っていただければと思います」
誤って契約しても、特定商取引法上の訪問販売にあたれば一定期間内であれば契約を解除できます。
少しでも不安を感じたら消費者ホットライン「188」に相談するようにして下さい。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/00040962...
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