「花粉症になる人」と「花粉症にならない人」の決定的な3つの違い
花粉症に悩む人は多いが、世の中には花粉症を発症していない人もたくさんいる。
いったい、花粉症になる人とならない人の違いはどこにあるのだろうか。
耳鼻咽喉科医の木村聡子先生に教えてもらう。
花粉症になる人・ならない人の違いは大きく3つのポイントがあるという。
「1つめは、遺伝です。花粉症を発症しやすい遺伝子があり、遺伝的な要因は一番大きいと考えられています。
2つねは環境要因です。小さい頃から周りに花粉が多い場所で過ごしていると、体にたくさん取り込むことになり、
発症に繋がります。
3つめは生活習慣です。ストレス過多、睡眠不足、不規則な生活など、いわゆる“健康にとって
良くない生活”が影響します」
遺伝で体質的に花粉症になりやすいか否かがあり、そこに環境要因や生活習慣が絡み合った結果、発症する年齢や、
症状の出方が変わってくるのだ。
「さらに細かいことを言うと、小さいころにたくさん雑菌に触れる機会が多い人ほど、細菌に対する免疫機能が強化され、
免疫のバランスが取れることで花粉症になりにくいと言われています。シーソー理論と言われる最近の考え方です。
簡単に言うと、私たちの細菌に対する免疫の力と花粉を敵とみなして症状を引き起こすシステムがシーソーみたいな
バランスになっているという考え方です」幼少期に雑菌などに触れて、防御システムを構築することで、花粉のような
アレルギー物質に対しても過剰な反応を示さなくなるということだ。
スギ花粉の収束は地域にもよるが例年4月頃だ。そしてスギ花粉から少し遅れてヒノキ花粉が飛び始める。
まだ花粉症を発症していない人も対策をし、体内に取り込まない、そして健康的な生活を営むことが
発症予防に繋がるため、油断せずに過ごした方がよさそうだ。
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