令和の米騒動が直撃「2025 年上半期、売れたものランキング」
圧倒的1位は米。2位・おしろい、3位・美容液、4位・パックと化粧品続く
株式会社インテージは、全国約6,000店舗より収集している小売店販売データ、
全国小売店パネル調査をもとに、日用消費財の中で何がより売れたかを、
推定販売金額の伸びから振り返る「2025年、上半期売れたものランキング」を発表しました。
2023年頃から本格化してきた物価高。昨夏頃から価格が高騰し、生活者に大きな影響を与えてきた
米が1位となりました。昨年上半期は9位、昨年全体では3位と順位を上げてきていましたが、
今年上半期では前年同期比で184%、2位以下に60ポイント以上をつけています。
スーパーから米が消え、ついには備蓄米の放出が行われるなど、国民の最大の関心事の
1つにまでなっています。米関連では8位にもパックご飯などの米飯類が115%で入りました。
2位に入ったのはおしろい(120%)。年々強くなる紫外線に対応したものや、化粧の上から
塗りなおせるものが人気を集めて、コロナ前の2019年に比べると136%と4割近い増加となりました。
3位・美容液(119%)は、アンチエイジングなどをうたった高価格帯の商品の伸びが寄与して、
こちらもコロナ禍前の水準を超えています。4位・パック(119%)は昨年上半期1位、全体でも
2位の2024年を代表する商品で、毎日使う新しい形が定着するなどして人気を持続しています。
今年上半期、販売苦戦したランキング
https://www.intage.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/06/... 1位・オートミール(78%)は健康需要を取り込みコロナ禍に大きく数字を伸ばしましたが、
その反動が出ています。それでも2019年に比べると7倍以上の販売金額となっています。
同じように2位・検査薬(78%)はコロナ用の抗原検査キットの売り上げが落ち着いたこと、
4位・乳酸菌飲料(87%)もコロナ禍に売れた睡眠訴求する商品の需要が一巡し前年マイナスになっていますが、
2019年に比べると大幅なプラスとなっています。5位・新ジャンル(87%)は酒税法の改正による
値上げで苦戦が続きます。他にも販売金額の減少が続く商品などが、ランキングに入りました。
https://www.intage.co.jp/news/6245...
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