冷房完備で白熱!長崎西高校が「屋内運動会」を初開催
熱中症も雨で延期の心配もなし「日焼けを気にせず楽しめる」
新しい形の運動会 伝統の“もし教“は健在:長崎
長崎県立総合体育館で開催された長崎西高校の運動会。
生徒あわせて830人あまりが参加した。
屋内での実施に踏み切った主な理由は「暑さ対策」だ。
学校の運動場で行っていた際は熱中症とみられる症状や
体調不良を訴える生徒が出ていた。
春の開催も検討したが「4月、5月は勉強に集中する時期」として、
時期ではなく“場所”を変えることになった。
天候に左右されず、クーラーが効いたメインアリーナの
室温は25℃前後に保たれていて快適だ。
田中潤先生は「体調管理の面でも良かったし、
雨で延期する心配もなく良かった」と話す。
屋内開催の運動会は、生徒たちにも好評だった。
3年生は「最初は青空の下で白熱した運動会をやりたくて正直残念だと思ったけど、
日焼けも気にせずに楽しめた」と話す。
2年生も「全体が見渡せて楽しい。年々暑くなってきているから、来年もこういう形で
開催されればいいと思う」と肯定的だった。
観客席には保護者の姿も多く見られた。「最初は盛り上がりが足りないだろうなと
思ったけど、全力疾走していて偉い、楽しい」と話した。
伝統競技で生徒も先生も最高潮
3年生による伝統の種目「もしも教師でなかったら」、通称「もし教」だ。
クラスの担任・副担任が「もし教師でなかったら、どのような人生を歩んでいたか」
を自由な発想で設定や物語をつくり、思い思いの衣装でダンスを披露する。
白雪姫の衣装を身にまとった本村晋一郎先生は「3年担任をするというのは
これがついているということで、もう覚悟はしている。後は楽しみたい」と語る。
高校生活最後の体育祭、場所が変わっても会場は生徒たちの熱気でいっぱいだった。
学校は2026年度の運動会も屋内での開催を予定している。
https://www.fnn.jp/articles/gallery/92580...
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