岩手・田野畑村 コンビニ誘致も応募ゼロ
最寄りコンビニ20キロ先で地元切望
岩手県にある町、田野畑村にはコンビニが一つもありません。
村にコンビニを誘致することを公約に掲げて当選した、佐々木靖村長です。
田野畑村:佐々木村長「ロケーション見たときに、ここであれば
店舗が入れるかなと。駐車場ここ使えますから」
村が用意したのは、広さおよそ270平方メートルの土地。
道の駅の一角にあるため、駐車場もたっぷりと確保されています。しかも、
賃料は年間13万円と破格の安さです。
ありとあらゆる好条件で、今年コンビニの募集をかけたところ、
応募はなんとゼロ。一社も手を挙げてくれなかったというのです。
地元住民「支払いがコンビニだと楽なの。郵便局だといろいろ難しくて」
「コンビニは物を買うだけじゃなくて、いろいろできる。支払い、ATM、
いろいろ機能がある。そういう意味でも生活のインフラ面的なところかなと思う」
今現在、最寄りのコンビニはどこにあるのでしょうか。
高速に乗ってから3つ先のインターを降り、コンビニが見えてきました。
距離にしておよそ20キロ。一般道では30分かかりますが、高速を使って、
最寄りのコンビニまで、およそ12分で到着しました。
田野畑村には、コンビニを切望するもう1つの理由がありました。
佐々木村長「特にうちの方、東日本大震災で被災していますから、
バックアップしてもらえるような施設ということで考えています」
防災拠点として、コンビニが今後どうしても必要なのだと訴えます。
「いろいろ諦めないでなんとか誘致できればなというふうに思っている」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/90017645...
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