もうひとつの「渋谷スクランブル交差点」閉鎖へ… 
 ロケ用の再現セット、9日に「さよなら公開」栃木:足利   
 東京・渋谷駅前のスクランブル交差点を再現した栃木県足利市の 
 オープンセット「足利スクランブルシティスタジオ」(五十部町)の 
 年内閉鎖が決まり、6年半にわたって施設を運営してきた映像制作会社 
 「ギークピクチュアズ」は9日、一般公開イベントを開催する。 
 数々の俳優やミュージシャンが撮影に臨んだ施設で、ファンにとっては 
 最後の「聖地巡礼」の機会となる。   
 これまでに撮影した映画やドラマ、ミュージックビデオは約70本に上る。 
 「映像ファンに感謝の気持ちを込めて企画した。飲食以外はすべて無料です」 
 と同社の担当者。不定期に行ってきた過去3回の一般公開を上回る 
 約6000人の来場を見込んでいる。   
 市有地である旧足利競馬場跡地の一部を活用した同スタジオは広さ6585平方メートル。 
 撮影許可が取りにくい渋谷駅前のスクランブル交差点を実物大で再現。 
 渋谷センター街のアーチや地下街入り口に加え、舗装の傷みや落書きなど細部まで 
 作り込まれている。   
 スタジオは中国の映画の撮影のために足利市が所有する競馬場跡地に2019年夏に 
 建設された。交通量の多いスクランブル交差点での撮影が難しいため、 
 オープンセットを造ることになり、市が跡地を貸し出した。 
 撮影後に取り壊される予定だったが、20年に市に無償で譲渡され、 
 映像制作会社「ギークピクチュアズ」(東京)などが市と契約を結んで管理運営を続けてきた。   
 閉鎖後は原状回復され、足利市へ返還予定 
 現在は施設の老朽化が進み、市との契約が満了する12月末での運営終了が決まっている。 
 閉鎖後は原状回復して市に返還される。市は将来、競馬場跡地を活用して新市庁舎などの 
 建設を予定している。  
https://www.tokyo-np.co.jp/article/44639...
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