自宅のコンセント足りてる?
不満7割に、最大手が増やそうと新方針
パナソニックなどの調査では、自宅のコンセントの「位置」や「数」で
不満がある人は75%に上る。コンセントの配置や数は60年前の考え方が
今も「標準」になっている一方で、使用する家電や電子機器は増えている
ためだ。同社は11日、新築やリフォームでは大幅にコンセントを増やすよう、
住宅業界などを巻き込んでいく方針を打ち出した。
5年以内に家を新築した約1千人を対象にしたアンケートでは、
自宅コンセントへの不満のうち「位置」が68%、「数」は37%だった。
部屋ごとでは、最も多いのがリビング・ダイニングの61%、
次がキッチンの50%、続いて寝室の28%。延長コードなどで追加した
コンセントにいくつも差し込むケースが増えているとみられる。
社員に自宅のコンセントの写真を撮ってもらうと、テレビの裏、
机やテーブルの下に延長コードへのタコ足配線が数多くあった。
原因は、部屋の四隅のうち、2、3カ所にコンセントがあるが、
家具でふさがれたり、使いたい場所から離れていたりするためだ。
そもそもコンセントが足りないのは、同社が1966年に、快適なくらしに
必要な配線設備として「1部屋に二つのあかり(照明)、三つのコンセント」
と呼びかけたためで、今も根強く影響している。
川本哲靖事業部長は「アップデートしてこなかったことを反省している」とし、
住宅メーカーや設計事務所などに、大幅に増やすよう働きかけていく。」
https://www.asahi.com/articles/ASTCC246RTCCPLFA002M....
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