中学1年生は0.1本で“全国最少”なのに60歳になると
“全国平均以下”「虫歯ゼロ」を守り抜くためには?
新潟県は、中学生の虫歯が全国一少ないことで知られていますが、
大人の歯の状況はあまり良いとは言えないようです。
新潟市中央区にある、おおむら歯科医院の大村伸介院長は
「ある年代の“歯医者離れ″が理由」だと指摘します。
「実は定期的に歯科医院に行ってる方っていうのが、20代が一番少なく
なるんですね。つまり、この辺で歯医者さんとちょっとだんだん縁が
なくなってきて、30代、40代で増えていくんですけれども、もしかしたら
これは虫歯とかになって、もう行かなきゃいけない状況になって、
行ってそこから定期的な受診が必要と言われて通っている可能性が高くなる」
大人になって歯を失う原因で最も多いのは歯周病、次が虫歯です。
また、大人は歯茎が痩せることで歯の根本が虫歯になる
「根面う蝕」も注意が必要です。対策として重要なのは日々の歯磨きですが、
ちょっとしたポイントが…
大村伸介院長「例えば、歯に対して90度で当てた場合、歯と歯の間に
入ってますでしょうか?」「これが少し、ほんのちょっと工夫で歯茎に
向けてみます。ちょっとした工夫でも、この大事な歯と歯の間に毛先が
入っていきます」
また、フッ素濃度が高い歯磨き粉や、成分が留まりやすいジェルタイプ
のものを選ぶのも効果的だということです。
一方、歯ブラシだけでは6割ほどの汚れしか落ちないため、歯間ブラシや
デンタルフロスを使うことを勧めています。
「ご自身がフロスなのか、歯間ブラシなのか、どっちを優先した方が
いいのかというのを考えるには、やはり歯科医院で、ご自身の適切な
道具選びの助言を受けていただくというのが一番いいのかなと思います」
子どものころの「虫歯ゼロ」を大人になっても守り抜くために。
日々のセルフケアを意識していくことが重要です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/229833...
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