【物議】再編する中学校の新たな校名
特攻機と同じ「桜花」に市民団体が意見書:福岡・大牟田市
福岡県大牟田市に新たに開校する市立中学校の校名案が
「桜花(おうか)」に決まりました。太平洋戦争で使われた
特攻機と同じ名前であることに、地元では波紋が広がっています。
大牟田市などを拠点とする11の市民団体の代表者たちが19日、
大牟田市の教育委員会に意見書を提出しました。
新谷肇一さん(81)「決められたらしょうがないという面もありますが、
それはやめてくれと。もっと子どもたちに話をね。」
「特攻兵器の名前だったと知った上で、子どもたちも含めて判断すべき。」
大牟田市は2027年4月、甘木中学校と白光中学校を新しい1つの
中学校として再編する予定です。2つの中学校の校長やPTAなどでつくる
協議会は、ことし9月、新たな学校の名前を地元の生徒や教職員、
保護者などから募集しました。協議会は寄せられた340の案を「桜花」と
「椿輝」に絞り込み、決選投票の結果、「桜花」を最終案として
市の教育委員会に答申しました。
市の教育委員会の担当者は、「桜花」という学校名に込められた思いについて。
大牟田市教育委員会 学校再編推進室・松尾智美 室長
「中学校の生徒さんが応募してこられた校名です。桜がきれいな花を満開に
咲かせるように、一人一人個性を咲かせられる学校になってほしい。」
地元の人「名前が変わる意味合いも含め、戦争をイメージさせるのなら、
やめた方がいい。」「市民団体の方が反対されるというのは分かるのですが、
難しいですね。どっちがいい、 どっちが悪いというのは答えづらいですね。」
「嫌な気持ちになる方がいるとは感じますけどね。私はそんなにしないですけれど。」
選考の過程で、特攻機と同じ名前だという議論はなかったということです。
https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/life/fs2cf58f02...
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