1月から南鳥島沖レアアースの試掘開始


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001 2025/12/24(水) 21:17:34 ID:BzGMshMeIg
1月から南鳥島沖レアアースの試掘開始
世界初の試み、中国の威嚇行動に「相当の危機感」

南鳥島(東京都小笠原村)沖に眠るレアアースの試掘が来年1月に始まる。
計画を主導する内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)は
23日、記者会見を開いて作業の詳細を説明した。レアアース泥を約6千mの
海底から引き上げる世界初の試みは、圧倒的な生産シェアを持つ中国への
依存脱却に向けた大きな一歩となる可能性があり、成否に注目が集まる。

先端技術品の製造に欠かせないレアアースを巡っては、中国が経済的威圧の
武器として利用しており、各国で〝脱中国化〟が課題となっている。

SIPの石井正一プログラムディレクターは冒頭、6月の現地調査時に
中国海軍の空母「遼寧」が日本のEEZ内である現場海域を航行したことに触れ、
「威嚇行動をとられることに相当の危機感を持っている」と訴えた。

試掘は海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」を使用。出港期間は
2026年1月11日~2月14日、うち海上での作業期間は約20日間を見込む。
試掘では船から「揚泥管」を海底まで下ろし、水圧で固く締まったレアアースを
含む泥を揚泥管に接続した装置で海水と混ぜて撹拌。軟化させた上で
揚泥管内に発生させた水流に乗せ、船上まで押し上げる仕組みだ。
22年に茨城沖の水深約2500メートルで実施した揚泥試験は成功しており、
今回の試掘は難しさに「大きな違いはない」(技術担当者)と自信を見せる。

南鳥島沖のレアアース泥は、陸上で採掘されるものと異なり、ほぼ放射性物質を
含んでいないといい、対策コストを抑えられる可能性がある。
より希少性が高い『重希土類』が多く分布しているとされ、埋蔵量は一部では
「世界需要の数百年分」との見方もある。
https://www.sankei.com/article/20251223-4A4NUB2NWBPJP...

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