「その方はだまされているわけではないから、電子マネーを買わせて あげてください」

コンビニの客が「アップルカード30万円分買いたい」…引き止めようとすると「その方はだまされているわけではな
いから、電子マネーを買わせてあげてください」と、警察をかたる謎の男から店に電話　コンビニ副店長が取った“
とっさの行動”は?

詐欺被害を未然に防止したとして、コンビニエンスストアの副店長の女性にこのほど益田警察署から感謝状が贈ら
れました。
実は、この時店には益田警察署を騙る男から「電子マネーを買わせてあげて」と連絡があったといいます。

益田警察署から感謝状が贈られたのは、ローソン益田中島店の副店長・宇津川操さんです。

宇津川さんは今年8月3日夜、店にやってきたパジャマ姿の高齢男性が30万円分の電子マネーを購入しようとしたこ
とから、だまされているのではないかと思い声をかけ、警察に通報しました。

するとその後、店の固定電話に実際には存在しない益田警察署特殊詐欺対策課を名乗る男から電話があり、「その
方はだまされているわけではないから、電子マネーを買わせてあげてください」などと言われたといいます。

宇津川さんは混乱しながらも、やりとりを継続。
通報を受け店に到着した益田警察署員に代わったところ電話は切れ、詐欺被害を未然に防ぐことができたということ
です。

ローソン益田中島店　宇津川操副店長
「最初は本人さんは詐欺じゃないって言われてたので、いやそれはちょっとおかしいのでってお話して警察に通報を
しました。
益田警察署の『特殊詐欺対策課』っていうことで店に電話かかってきて、『（お客様に）カードを売って、ご自宅に
帰してください』っていうお話で、本当にいいのだろうかってちょっと不安になってたときにちょうど警察の方がこ
られたので、電話をかわったらもう切れて。
よくコンビニの方が詐欺被害を防止されたというのを聞いて、自分はそういう時に気づくんだろうかと不安はあっ
たんですけど、今回金額も大きかったので気づくことができました。」

益田警察署では国際電話利用休止の申し込み補助なども行っていて、詐欺被害防止に向けさらに対策にあたってい
くとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7aa5c700cd9d964e9a4...
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