〝厄介者〟水草に消臭効果
東洋大牛久高生が発見
緑茶と同等、活用開く:茨城
東洋大付属牛久高の生徒4人が、特定外来生物の水草
「ナガエツルノゲイトウ」にトイレや尿の臭いの元となる
アンモニアの消臭効果があることを突き止めた。
湿り気を与えることで、市販の緑茶と同等の効果を持続
できることを発見。繁殖力の強さから「史上最悪の侵略的植物」
と呼ばれ、県内でも農業被害が懸念される厄介者だが、
高校生の柔軟な発想で活用の道が開けた。
生徒たちは「悪い面だけでなく良い面も見つけ、困っている
人を手助けしたい」と声を弾ませる。
ナガエツルノゲイトウは南米原産の多年草。
茎や根の小さな破片からでも再生するほど生命力が強く、
水辺を覆い尽くすように繁茂する。水田に侵入すれば
稲の生育を妨げ、水路をふさいで排水障害を引き起こす。
国内は31都府県に分布。県内では2011年に初確認され、
現在は新利根川や霞ケ浦、北浦などに広がっている。
3月末には、同県つくば市で開かれた科学コンテスト
「つくばサイエンスエッジ」に出場し、研究成果を発表。
顧問の片岡佑輔教諭は「失敗しても諦めずに湿度との関係を
見つけた。商品化の可能性を示せたのは努力の証し」と教え子をねぎらう。
今後もグループで研究を続け、企業と連携した商品開発を目指す。
実用化した商品の売り上げを地域の駆除活動に充て、環境を守る
循環型の仕組みづくりも構想中だ。阿久根さんは「今回の消臭効果の
発見で、ナガエツルノゲイトウの活用法の可能性には期待しかない」と話した。
https://news.jp/i/141692664596083579...
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