事故絶えない「第4種踏切」全国2200か所、
解消進まず…多額の改修費用ネックに
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260705-GYT1T0002... 遮断機と警報機がなく、人身事故が絶えない「第4種踏切」の
解消が進んでいない。全国に約2200か所あり、総務省
行政評価局が廃止・改修を勧告して今年で5年になるが、
読売新聞のアンケートで廃止・改修の具体的計画がないと回答した
鉄道事業者は5割近くに上る。住民の合意を得る難しさや、
多額の改修費用がネックとなっている。
私鉄最多の80か所の第4種踏切を抱える埼玉県北部の秩父鉄道は
2024年、「廃止を原則とする」と表明した。死亡事故などの
人身事故が相次いだためだ。
だが、30か所ある同県秩父市では住民との協議がまとまらず、
廃止はゼロ。市の担当者は「粘り強くお願いしていくしかない」と話す。
国土交通省によると、第4種踏切は昨年3月末時点で全国に2282か所ある。
鉄道営業法の省令で「踏切は警報機と遮断機が必要」とする現行の安全基準を
満たしていない。24年の100か所あたりの事故件数は1.01件と、第1種(1.65)
より多い。20~24年度の事故件数は計103件に上る。
工学院大学の高木亮教授は「鉄道事業者や自治体の解消に向けた努力は、
不十分と言わざるを得ない。鉄道事業者や自治体は解消を進めるとともに、
住民らに実際の事故の事例を示すなどして危険性を周知していく必要がある」
と指摘する。
◆第4種踏切=遮断機と警報機がない踏切。いずれもある「第1種」、
係員が遮断機を操作する「第2種」、警報機のみの「第3種」と区別される。
AIによる概要:全国に約2000か所残る第4種踏切は、警報機や遮断機がなく
死亡事故リスクが極めて高い。しかし、鉄道会社や自治体が廃止や
設備改良を進めようとしても、地元住民からの「遠回りを強いられる」
「なくなると生活や通院に不便」といった強い反対により、計画が難航する
ケースが相次いでいる。
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