「持ち家vs賃貸」論争、ついに決着?
「差額は75万円」というリサーチ結果が
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/03140556/?all=... 日経新聞のNIKKEIプラス1で、ある試算が紹介された。
「三井住友トラスト・資産のミライ研究所(以下ミライ研)」が、
持ち家と賃貸それぞれにかかる総費用を比較。
首都圏の家に30代から50年間住んだと想定、持ち家は住宅を
購入する際の頭金やローンに固定資産税などを合計した額。
対して賃貸は家賃とその更新料などを合わせた金額。
結果、2021年度時点で、持ち家が総額8310万円。
賃貸だと8235万円かかるという。わずか75万円の差ながら、
賃貸に軍配が上がったとある。
記事によると、持ち家は住宅ローン減税などを勘案して
おらず、総費用を差し引いた後でも資産として残ると
断っている。いっぽう、賃貸は老境に入ってもなお支出が
コンスタントに続くことも指摘しており、損得は簡単には
決められないとしている。
住宅評論家の櫻井幸雄氏「50年前なら、首都圏でも1500万~
2千万円あれば良い物件が買えました。それが景気停滞や
長期のデフレを経た今でもざっと3~4倍に値上がりしている。
持ち家は時代の変化に強い資産といえます」
インフィニティのチーフエコノミスト・田代秀敏氏
「日本の住宅政策は持ち家を推進してきましたが、それは
人口増を前提にしたもの。少子化が進む昨今、空家や売る
に売れない“負動産”も増えています。勘案する要素次第で
結果はまた変わるでしょう」
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