家のなかでも特に衛生面が気になる場所、それが「トイレ」ですよね。こまめに掃除している人も多思いますが、も
しかして、トイレの床にも掃除機をかけていませんか? じつはこれ、多くの人がやりがちだけれど、やってはいけな
い掃除方法のひとつ。筆者のSNSでフォロワーにアンケートを取ったところ、約50%の人が「トイレの床に掃除機をか
けてはいけないことを知らなかった」という結果でした。そこで、元家政婦で、現在はプロ主婦として活動している
筆者が、トイレの床に掃除機をかけてはいけない理由を解説します。
掃除機が「菌」をまき散らしてしまう?
トイレの床には、見えない「雑菌」や「ウイルス」などがたくさん潜んでいます。とくに男性が立って用を足すご家
庭では、飛び散った尿が床に付着し、それが乾燥することで目に見えない汚れや菌となって広がっていることも。
この状態で掃除機をかけてしまうと、どうなるでしょうか? 掃除機の排気口から、トイレの床にあった菌やウイルス
などを含んだ空気が部屋中に拡散されてしまう可能性があります。つまり、掃除機をかけることで除菌どころか菌を
まき散らすてしまう場合も。
掃除機の「ノズル」も菌だらけに…
さらに問題なのが、掃除機のヘッドやノズル部分。トイレの床をかけた後、同じノズルでリビングや子ども部屋など
を掃除してしまうと、トイレの菌を家中に運んでしまうリスクもあります。清潔にするつもりが、逆に不衛生になっ
ているかもしれません。
トイレ掃除は「拭き掃除」が正解!
では、トイレの床はどう掃除すればいいのでしょうか? おすすめは、「拭き掃除」です。床を直接拭くことで、菌
を拡散させずにピンポイントで取り除くことができます。床にホコリがある場合、濡れたもので拭くとホコリが伸び
るだけでうまく取れないことも。乾いたホコリは乾いたもので取るのが鉄則。
まずは、フローリングワイパー用などの、ドライタイプのお掃除シートでホコリを取りましょう。それから、トイレ
用の除菌シートなどで床を拭くのがおすすめ。どちらも使い捨てできるため、衛生面でも安心です。
トイレに掃除機はNG!拭き掃除で清潔をキープ
トイレの床に掃除機をかけるのは、一見効率がよさそうに見えて、実は「衛生面」で大きなリスクがあります。清潔
を保つためには、菌を広げない「拭き掃除」がベストな選択です。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/50fd7d350e3521...
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