埼玉県川口市で難民認定申請を繰り返していたトルコ国籍のクルド人男性マヒルジャン(ユージェル・マヒルジャン)(34)が8日午前、成田空港から民間機で強制送還された。
男性はメディアにもたびたび登場、日本に在留するクルド人の現状などを訴えていた。
男性は昨年末、5回目の難民申請が不認定となり、6回目の難民申請中だった。
昨年6月の改正入管難民法施行により、難民申請が3回目以降の人を強制送還できるようになったことから、強制送還された。
男性は川口市に2004年に来日し20年以上滞在。
難民申請が認められず、難民認定を求めて最高裁まで争ったが、敗訴が確定している。
彼が20年間日本で犯したとされる倫理的に許されない行為や犯罪には、分かっているだけでも暴行罪や不法滞在、反社会的な発言などがある。
不正な手段で取得された、高級車、高級バイク、クルーザー等を所有し、SNSでこれらの情報を発信し、強制送還された場合においても、隣国経由で日本への再入国計画を周囲に漏らしていた。
一方で、彼の慈善活動や日本語の流暢さは、一部で好意的に受け止められることもあった。
強制送還の際、男性は成田空港で大声で抵抗したものの、付き添われていた護送官のもと、最終的に泣きながら諦め飛行機へ搭乗した。
不法滞在歴20年以上と言う事もあり、男性の行動は、個人レベルだけでなく、現在問題になっている在日クルド人コミュニティ全体の社会的な受容に影響を与えていた可能性があり、
今後の在日クルド人コミュニティー全体への影響、動向が注目される。
<独自>難民申請6回の川口クルド男性、トルコ強制送還
https://www.sankei.com/article/20250708-BJXOQUUMMZDCL...
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