Z世代は電話に出ても「もしもし」と言わない…
彼らがかけた方から話し始めるべきと考える理由
電話に出たとき、あなたは「もしもし」と言ったり、何らかのあいさつを
すぐにするだろうか。それとも電話をかけてきた相手が先に話すのを待つのだろうか。
28歳以上の人であれば、この問いかけそのものに戸惑ってしまうかもしれない。
電話に出たら当然「もしもし」と言うものだと考えているからだ。
固定電話が一般的ではない時代に育った世代の考え方は違うようだ。
彼らは電話をかけてきた側、つまり相手こそが最初に話し始めるべきだと考えている。
多くの若者が、「あいさつをして話を始めるのは、電話をかけた側の責任であり、
出た側の責任ではない」との意見に同意していたからだ。
その理由は、誰もが日常的に大量に受けている大量のスパム電話だ。
たしかに迷惑なものではある。こうしたテレマーケティングや自動音声の電話は、
多くの場合、「もしもし」といった反応があるまで始まらない。したがって、
電話に出たときに沈黙を保つことで、電話をかけてきた相手が人間かどうかを
見極めることができるというのだ。
マナーは変わっていく
「もしもし」という言葉を避けるもうひとつの理由は、世代間のマナーのギャップにもあるようだ。
若い人の中にも電話をかける側が会話を始めるべきだと考える人もいるのだ。
「もしもし」と言うのは、広く受け入れられている社会的なマナーだと考えている。そして、
それをしないと、電話をかけてきた相手が少し戸惑うことになると思う。
しかし、かつての一般的なマナーだったからといって、それがずっと変わらずに続かなければ
ならないわけではない。
https://www.businessinsider.jp/article/2507-gen-z-phone-ansew...
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